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クルーズ日記⑪「誕生日は洋上で! ぱしふぃっくびいなす春の南紀クルーズ4日間(後編)」

2010/4/7

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誕生日のディナーは?

▲ディナーはメインダイニングで

キャビンに置かれていたキャプテンからの誕生祝のメッセージカードを携えメインダイニングに着くと、入り口で「あのー、誕生日のメッセージをいただきました…」とカードを差し出しました。

係の人は慣れた様子で「はい、かしこまりました」

「本日のご夕食の際のお祝いをさせていただきたいと思います」というカードの内容。多分、食後にケーキを持ってきてくれるのでしょう。

バンドとホールケーキで誕生祝い

▲デザートの後にバースデーケーキも

果たして、スープ・前菜がサーブされた頃、遠くから「ハッピーバースデー」のメロディーが。

ギター、フルートと歌が近づいてきます。先頭のスタッフがイチゴのホールケーキを左手で掲げながら、右手でケーキのろうそくに火をつけています。

人々は振り返り、「ハッピーバースデー トゥ ユー」と声を合わせて歌ってくれました。拍手に包まれ、照れくさい感じ。

たまたま同じテーブルの人たちは、ラッキー!と喜んでいます。後でこのケーキが彼らにも配られるからです。

ろうそくに火がついたケーキを前にバンドの人たちと「はい、チーズ!」 記念撮影です。そのあとはろうそくの火をふうーっ。

ダブル・デザート

▲これが今日のメイン料理です

同じ誕生日の人がもう一人いたようで、離れたところでも「ハッピーバースデー!」と、ひとしきり盛り上がっていました。

口なおしのレモンシャーベットのあと、メインは「牛フィレ肉のステーキ バローロ風味 ピエモンテ風ニョッキのグラタン添え」。

ピエモンテといえば、美食で知られるイタリア北部の州で、州都トリノで開催された冬季オリンピックを思い出します。女子フィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川静香さんは華麗だったなあ…。

デザートは「ティライス パンナコッタ フルーツ」。これに先ほどのバースデーケーキがカットされて配られました。

調子に乗って盛り上がりながらも、またこんなに食べちゃった、と反省だけはいつものこと。

瀞峡めぐり


▲瀞峡めぐりの船は時速40km

翌日は雨模様。新宮に到着し、それぞれに過ごします。

私は瀞峡めぐリのツアーに参加しました。観光地として有名な瀞峡を、一度は体験したかったのです。

新宮からバスで熊野川を遡り、志古乗船所へ。和歌山県と奈良県が入り組み、三重県も近いあたりの深い峡谷が瀞峡です。

長さ約31km。「瀞八丁」として国の特別名勝・天然記念物に指定されています。

瀞峡は深い緑色の水をたたえ、あるところは流れが急で樹木と岩が迫り、あるところは両脇の崖を見上げながらゆっくりたゆたい、途中20分ほど下船して、約2時間。

なかなか見応えがありました。紅葉の季節だったらさらに楽しめるのではと思いました。

川原の温泉


▲川原の温泉で自然と一体化

瀞峡めぐりを楽しんだ後は、奥熊野の本宮温泉郷の川湯温泉へ。昼食の後、お楽しみの温泉へ入るのです。

旅館の温泉からは川原に出られ、2つ温泉が掘られています。囲いもありません。男性用、女性用と別にはなっていますが、丸見え。

さすがに女性たちは専用の湯浴み着というのか羽織るものを貸してくれました。それでもちょっと勇気がいるのですが、みんなで入れば平気です。

「ああ、気持ちいい!」

日本に、もっと恋しよう」


▲新宮港到着時のお出迎え

クルーズの途中で大自然に包まれて温泉に入れるなんて、期待していなかっただけに、充実のエクスカーションとなりました。

国内のクルーズであちこちに行き、日帰り温泉を楽しむのもなかなか味わい深いものだとつくづく思いました。

やはり日本は、その土地土地でみどころ、食べ物、温泉などの魅力がたくさんあっていいものですね。

「日本に、もっと恋しよう」…これは今年の「エースJTB40周年」のキャンペーン名ですが、なるほどと共感できます。クルーズで船から日本を訪ねる旅もいいですよ。

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