たまけん 〜我ら!旅と“まち”の研究会〜
トップ | 
聞かせて!あなたの声を
創ろう、新しいニッポンの魅力

クルーズ日記⑨「ポール・ゴーギャン号 南太平洋の楽園タヒチの島々を巡る8日間(前編)」

2010/1/27

line

 


水上コテージよりおすすめのクルーズ

▲カラフルなパレオなど、南国ムード
  いっぱいのタヒチ

タヒチ…その響きには、誰もがあこがれる魔力があります。いかにも「南太平洋」というイメージにぴったりで、ハネムーナーにも根強い人気を誇るタヒチ。

フランス領なので、「フレンチ・ポリネシア」とも呼ばれています。

成田からタヒチ島の首都パペーテまで約11時間。タヒチはほぼハワイの真南にあり、日本との時差も、ハワイ同様19時間です。

土曜の午後、パペーテの港に瀟洒なクルーズ船「ポール・ゴーギャン」が停泊していました。タヒチの強烈な日を浴びて船体が白く輝いています。

これからライアテア、タハア(無人島)、ボラボラ、モーレアの各島を巡り、土曜の朝帰ってくるという、夢のような8日間クルーズの始まりです。

名前入りの便箋がデスクに


▲レ・ゴギンスたちがお出迎え


▲バルコニー付きの部屋は快適

「イアオラナ(こんにちは)!」

乗船口でウクレレやギターを弾きながらにこやかに迎えてくれたのは、タヒチアンの女性スタッフ「レ・ゴギンズ(ゴーギャンズ)」。

入り口でシャンパンの入ったグラスを受け取り、うきうきしながら部屋へ。

バルコニー付きの部屋はプールのあるデッキのすぐ隣。バルコニーからはプールサイドがよく見えます。

室内は壁面にマホガニーの棚があり、落ち着いたしつらえにセンスのよさを感じさせます。さすがフランスのテイストです。

丸いテーブルの上に南国の花と冷えたシャンパン、GODIVAのチョコレート1箱が置かれていました。

バスルームは白一色でまとめられ、バスタブも充分な大きさ。デラックスホテルと比べて遜色はありません。

デスクの上にさりげなく置かれている便箋と封筒を見てびっくり!なんと私の名前が刷り込まれたオリジナルなのです。

バトラー付きの贅沢


▲バトラーが運んでくれた食前酒とカナッペ

今回の部屋にはバトラーが付いています。バトラーとは、日本語では執事などと訳されますが、部屋付きのお世話係。

どこに行きたい、何をしたい、何を食べたい、など何でもできる限り手配をしてくれるのです。

毎日夕方になると、アペリティフ(食前酒)とちょっとしたつまみのようなものを部屋に運んでくれます。

あるときはチョコレートだったり、チーズだったり、カナッペだったり、サーモンでご飯を巻いのり巻き風だったり…。

この船は、アルコールもオールインクルーシブです。

ライアテア島でジャングルを行く


▲タヒチの国花、ティアレ・タヒチ


▲ライアテアではジャングルツアーを体験

出航した翌朝、船はタヒチ島の北西210kmのライアテア島に近づきます。


サンゴ礁に囲まれているため、深い緑の島影と、濃淡のブルーで塗り分けたような海の色とのコントラストに思わずうっとり。

すぐ下を眺めると、海の水は透明で、まるでプールかお風呂のよう。

こんなにきれいな水なのに、一体どこから海は汚れるのでしょうか?


ライアテアは、バニラの栽培や黒真珠の養殖が盛ん。タヒチの国花ティアレ・タヒチの自生地があり、クチナシのような甘い香りを漂わせています。

ここでは、ポリネシア唯一の航行可能な川を奥地までさかのぼり、マンゴーやグアバなどの熱帯植物が生い茂る秘境ツアーに参加しました。

無人島で無邪気に遊ぶ


▲船尾が開いてアクティビティーに出発!


▲タハア島で。タヒチではヒナノビールを

次の日はタハア島。ライアテア島のすぐ北に位置するタハア島は、ポリネシアで最初に黒真珠の養殖が行われたところ。

ここにはプライベートアイランドがあり、美しいラグーンや遠浅のビーチで過ごすことが、このクルーズのハイライトのひとつなのです。


さんご礁に囲まれた島の周りは遠浅で、約2万トンもの船では近づけません。

上陸するときは、ポール・ゴーギャン号の船尾が開き、そこからテンダーボートと呼ばれるボートに乗り換えて島の桟橋まで行きます。本船は沖に停泊したままです。


タハア島では、シュノーケリングやカヌー、読書など、思い思いに1日を過ごしました。

「レ・ゴギンズ」たちは大活躍


▲華やかなレ・ゴギンズたちは頼りになる

航海中彼女たちの大活躍を目にすることになります。

かわいらしくスタイルもよく、歌や踊り、ディナータイムのダンスのほか、パレオの着方講習、頭に載せる花飾り作りの指導、上陸時にはきりっと白いポロシャツ姿で人数確認や見学グループの引率などをてきぱきとこなします。すべてのインフォメーションを必ずフランス語と英語で2回説明します。

乗船客の名前をいち早く覚え、気が付くと私とすれ違うたびに「ハーイ、ユッコ!」というのには驚きました。

ポール・ゴーギャン」は6つ星クラス


▲船上にタヒチアングッズの店
  ができた

今回の乗客は270人、スタッフは240人。クルーズは、一人当たりのスペースとスタッフの数でグレードが決まります。

「ポール・ゴーギャン」が6つ星、最高級といわれるゆえんです。

ちなみにこの船は、ラグジュアリーという最高級グレードでもカジュアルのため、ドレスコードがフォーマルという日はありません。ネクタイも不要です。

むしろドレス・コードが「パレオ・ナイト」といって、1枚の布・パレオで過ごす日があるくらいです。

マリンアクティビティーも多いため、ほかのクルーズ船に比べると若いカップルが多いようでした。

タヒチといえば水上コテージが有名ですが、私なら間違いなくクルーズをおすすめします。

さて、後編ではボラボラ島やモーレア島の水上コテージや、エイと泳ぐアクティビティーなどを紹介します。
(後編は、2月10日掲載の予定です。)

ページトップへ