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クルーズ日記⑥「ナポレオン 南仏を行くローヌ川リバークルーズ7日間(後編)」

2009/11/11

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(アビニョンのサン・ベネゼ橋)



パン屋さんでクロワッサンを買ってから出航

▲丘全体にテン・ネルミタージュの
ブドウ畑が広がる

朝になってもまだ船は停泊したままです。地元のパン屋さんでパンを買い込んでから船は出航しました。

デッキに出ると、心地よい風がほほをなでます。川から今まで停泊していた町を振り返ると、背後に大きな丘陵がありブドウ畑になっているのが見えました。ローヌ川を航行すると、両側の景色がよく見えます。

ランチは自然の風を感じながらデッキで


▲ランチはデッキでビュッフェ形式。
もちろんワインも

ランチの場合は航行中で、最上階のデッキでビュッフェ形式で楽しみました。

コーナーに料理を並べてキッシュやパスタ、サラダなど好きなものを取ります。もちろんランチでも軽めのワインをガブガブ。風に吹かれていい気持ちです。

イギリスから来た老夫婦と、オーストラリアから参加した元教師の女性、それに今回取材のためブルターニュから駆けつけたライターさんと私。少人数のためすぐうちとけて、家族のよう。

そのうちにたった一人の男性、イギリス人のご主人を「キング」、奥様を「クイーン」、オーストラリアの女性を「ティーチャー」と呼ぼう、などと決めました。

ペタンクで遊ぶ

▲ペタンクを初めて体験。年齢や技術
を問わず、誰でも楽しめる

ナポレオンは昼間クルージング、ランチはほとんど船上でとり、午後停泊して観光地へ行ったり散歩したりという感じです。

ある夕方は、ジョンがみんなでペタンクをしようと言い出しました。私は初めてでしたが、目標となるカラーのボールを投げ、ソフトボールくらいの金属のボールを、それにより近づけるように転がす遊びです。

スタッフの数人が時々遊んでいたところをみると。結構ポピュラーなのかも知れません。イギリス人夫婦と私たち二人とスタッフ4人で二つのチームに分かれて競いました。これが結構楽しく、ディナー前に盛り上がりました。

川を階段状に進む?


▲水位が下がり水門が開いた
ところ。元の水位は見上げるよう

フランスの一級河川やヨーロッパの川には、水位や水量を調節する堰(フランス語ではバラージ、英語ではロック)が所々に水門があります。

進行方向の水門はいつも閉まっていますが、堰の所定の場所に船が何隻か入ると後方の水門も閉まります。二つの水門に挟部分の水が抜かれ、1m1分くらいの早さで船はゆっくりと水位を下げていきます。水門の向こう側と同じ水位になったところで前方の水門が開き、船は堰を越えたことになります。

これは、リバークルーズならではの特徴で、待ち時間も含めかなり時間がかかります。

今回のクルーズの途中で、ヨーロッパで2番目に深いロックを体験しました。23mも水位が下がりました。こうして、階段状に川を進むことができるのです。
トリュフを探す子犬


▲トリュフを掘り出す訓練中。子犬は遊び
感覚のようだった

こんな風にのんびりと川を下りました。

フランスのトリュフの80%を生産しているドメイン・パラレルでは、犬を使ってトリュフを探すそうです。生後9週間からトリュフを探させる訓練をするそうで、ちょうど訓練を見せてくれました。はじめからトリュフを土に埋めておいて、見つけたら、うんとほめてあげるそうです。

超高級トリュフの試食も貴重な体験でした。

インで知られるコート・デュ・ローヌ

▲埃だらけに見えるが、アラン・デュカス
の保存蔵を発見

私たちの旅はワイン三昧のクルーズでしたが、ローヌ地方=コート・デュ・ローヌといえば、世界中にその名を知られるワイン生産地。

今度はローヌ地方の南部を代表するシャトー・ヌフ・ザ・パプを生産しているワイナリーを訪ねました。

ここのカーヴには「アラン・デュカス」をはじめミシュランの星付きの有名レストランのワインがずらりとキープされてあったので、びっくり! まさに本物という感じでした。

の最後はゴッホの「夜のカフェ」

▲「夜のカフェ」の前にはゴッホの絵が
飾られていた

世界遺産に登録されている2000年前のローマ時代の水道橋、ポン・デュ・ガールでは、その巨大さと古代ローマ時代の驚異的な技術に圧倒されました。

アビニョンでは、「踊ろう、踊ろう、輪になって踊ろう」と歌にも歌われている有名なサン・ベネゼ橋を川から間近に見たのが印象的でした。川の半分でぷつっと切れている様子がよく分かります。

最終地のアルルでは、あちこちに残るローマ時代の遺跡を見て回り、旅の最後にゴッホが描いた「夜のカフェ」でコーヒーを楽しみました。

 

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