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クルーズ日記③「セブンシーズ・マリナー 世界初!全室スイート仕様のラグジュアリー・クルーズシップ」 2009/7/29

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東京の晴海埠頭に、優美な姿を横たえる「セブンシーズ・マリナー」。海外の旅行雑誌でも高い評価や賞を受けているリージェント・セブンシーズ・クルーズ社の船です。ひと口にクルーズといっても、船によって「ラグジュアリー」「プレミア」「カジュアル」のカテゴリーに区分されますが、「セブンシーズ・マリナー」は世界でも最高峰のラグジュアリークラスになります。


チップもアルコール類もオール・インクルーシブ

▲ベランダ付きの客室には冷え
たシャンパンが…たまらない!!

客室に入ると、テーブルの上には歓迎のメッセージと花が置かれ、冷えたシャンパンが待っていました。

まずはグラスにシャンパンを注いで乾杯! 世界初の全室スイート仕様、全室プライベート・バルコニー付きの「セブンシーズ・マリナー」は、アルコール類もクルーズ代金に含まれています。

レストランでもバーカウンターでも、いつでもビールやワイン、シャンパンが飲めるのはなんとワクワクすることでしょう!

多くの場合、船上ではアルコール類は有料で、注文するごとに伝票にサインし、下船前に精算します。

アルコール類も自由というのはラグジュアリーシップならではで、追加料金を全く気にしなくてよいのは、安心だし心地よいものです。

バスタブ付きで、まるでホテルのよう


▲広いバスルームにはバスローブも
付く豪華さ

現在世界最大のクルーズシップは22万t。フランス船籍のセブンシーズ・マリナーは約5万tで飛鳥Ⅱとほぼ同じ大きさ。

このサイズはミドルクラスといわれ、客室から船首や船尾のラウンジに行くにも、過ごしやすい大きさです。 

客室の広さは基本のデラックス・スイートでも28㎡。ウォークイン・クローゼットがあるのには驚きました。収納場所が広く、ものがきちっとしまえます。

大理石で縁取られたバスタブ付きのゆったりしたバスルームも明るく快適でした。

186㎡のマスター・スイート

▲クルーズシップに珍しい籐製の
椅子は、手入れが行き届き、快適

マスター・スイートは何と186㎡というクルーズの常識を超えた広さの客室。まさに豪華ホテルが移動していく感じで、何の不自由もありません。

Bカテゴリー以上の客室には「バトラー」(執事)と呼ばれる客室付きのサービス担当が付いて、至れり尽くせり。世界最高峰のサービスにため息が出てしまいます。

クルーズは、乗船客に対して何人の従業員がサービスするかというのが非常に重要なポイント。

同船は乗客700名に対し、従業員は450人。乗船客1.5人に対し乗務員1人という行き届いたサービスを提供してくれます。

船内はどこもゆったりしており、エレベータの近くや廊下のコーナーなどあちこちにソファが置かれ、どう見ても700人の乗船客より多くの椅子があるようでした。

フルコースディナーからスナックまで


▲シックで落ち着いた雰囲気の
メイン・ダイニング「コンパス・ローズ」

エレガントなメイン・ダイニング「コンパス・ローズ」でのディナーは1回制のオープンシーティング(自由席)。

いつどんなメンバーで行っても、その場でさっとテーブルへ案内してくれます。

ビンテージものなど特別なものでなければアルコール類もクルーズ代金に含まれているので、赤ワインでも白ワインでも料理に合わせオーダーできます。

船内には他に3つのレストランがあり、洗練されたフランスの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」がプロデュースするレストラン「シグネチャー」では、オリジナルレシピの料理が振る舞われるのが魅力です。

ル・コルドン・ブルーのシェフと市場に買い付けに行くツアーを企画するなど、こんなところも人気の秘密です。

キャビアから和食まで 多彩な朝食

▲朝食のビュッフェにキャビアのビン
が並んでいてびっくり!

カジュアルレストラン「ラ・ベランダ」の朝のビュッフェで、キャビアのビンがど~んと置かれていたのには目を見張りました。

また、和食コーナーには巻き寿司、ご飯、おかゆ、味噌汁、鮭の塩焼きや各種漬け物、ふりかけなどが並び、日本人シェフが乗船して日々工夫されていました。なんと2日後には日本製の炊飯ジャーも。

朝食のルームサービスを頼んだら、白いテーブルクロスを敷いて、セッティングしてくれました。海を見ながら客室での朝食もいいものです。

内新聞がキーワード


▲東京、仙台、函館など寄港地の
情報は部屋のテレビで詳細に放映


▲プールサイドでのんびりすれば、
クルーズ気分が盛り上がる

船上生活は、毎日夕方配られる船内新聞(日本語版)から。

寄港地の情報は、キャビン内のテレビで相当詳しく案内されていました。なにしろ、仙台のショッピングで「仙台だんす」まで紹介されていたくらいです。

朝7時からは散歩タイム。プールを見下ろしながら、デッキを何周か歩きます。リージェントクルーズに100泊以上乗船されたという日本人熟年カップルも、毎朝歩かれていました。

7時半からはジムでストレッチ。参加していた長身の男性が80歳と聞いて驚きました。また、早朝からプールで泳いでいる人もいました。

船上では、船内新聞に記載されたゲームやダンス教室などのプログラムに参加したり、ジムに行ったり、スパでマッサージを受けたり(これは有料)など気分次第。カジノにチャレンジすることもできます。

セブンシーズ・マリナーは、バーの中ほどにある階段を登るとカジノがある造りになっています。だから、ちょっとカジノを楽しんだら、またバーに…。ついつい飲み過ぎてしまうかも。

フォーマルも楽しもう

▲バーではJAZZやカントリーを演奏、
この後夜食を楽しんだ

クルーズで楽しみなのはドレスコードがフォーマルの日。

夕方から夜にかけての装いの基準をドレスコードといい、通常、フォーマル、カジュアル、スマート・カジュアルまたはカントリークラブ・カジュアルに分かれています。ドレスコードは船内新聞に記載されています。

フォーマルの日は背筋を伸ばしておしゃれをします。ディナーのあとショー、バーでバンドの音楽に耳を傾けながらカクテルを楽しんだり、踊ったり・・・。

そして眠くなったらすぐ部屋に戻って休めるのもクルーズならではの心地よさです。

セブンシーズ・マリナーは、とにかく船上ライフそのものを楽しむ船といえるでしょう。超一流のハードとソフトを備えながらも、重厚というよりシックで落ち着いた船内装飾で、実に落ち着きます。

ここ数年は、毎年日本に寄港しており、今年は5月初旬に長崎、大阪、東京、仙台、函館と寄港しました。その後カムチャッカからアラスカクルーズへ。9月末にはまた逆のコースで函館から日本に寄港します。

この船の世界一周は122日間と長いですが、これだけの船なのに1泊当たりの料金は国内船より安いのです。まずは1週間程度のアラスカクルーズなど、ラグジュアリーなクルーズ体験はいかがでしょうか。

※なお、今年4月1日より、このリージェント・セブンシー・クルーズの日本地区総代理店に、JTBグループの㈱PTSが契約、サービスを開始。
PTSクルーズデスク http://www.pts-cruise.jp/


シップ・データ 

運航会社/リージェント・セブンシー・クルーズ
船籍/フランス
建造年/2001年・2009年1月改装
総トン数/50,000t
全長/217.3m
全幅/29m
航海/速力/20ノット
喫水/6.5m
乗客定員/700人
乗組員数/445人

 

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