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クルーズ日記②「ゴールデン・プリンセス ダイナミックな氷河と自然 アラスカ・クルーズ8日間」 2009/6/24

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世界3大クルーズ・エリアに選ばれているアラスカ・クルーズ。目の前に迫る巨大な氷河は、圧倒的な迫力を持って誰をも魅了します。
イチローが活躍するマリナーズの本拠地・シアトルから10万9千tのゴールデン・プリンセスに乗船し、「アラスカ・インサイドパッセージ8日間」のクルーズを体験しました。


迷うほど多彩なショア・エクスカーション


▲シアトル港で出港を待つ
ゴールデン・プリンセス


▲アーチ状の建物は
セイフコ・フィールド

世界で最も多くの氷河があるというアラスカ。

カナダのバンクーバーからアラスカのスキャグウェイまでの約1600kmは、インサイド・パッセージと呼ばれ、数千の島々が絶え間なく続くフィヨルド地帯になっています。

海域は穏やかで、風光明媚なポイントはクルーズに人気のエリアのため、多数の豪華客船が同じような日程で行き来しています。

16時にシアトルを出港すると、船は西海岸沿いに北上します。

アラスカの州都で郊外にメンデンホール氷河があるジュノー、かつてゴールドラッシュに沸いた名残が見られるスキャグウェイ、少し南下してネイティヴアメリカンのトーテムポールが有名なケチカン、そして帰りにカナダの美しい町ビクトリアの町に寄港します。

ジュノーには3日目の12時に到着、22時出発まで10時間ほど停泊します。季節は6月。緯度が高いので日が長く、充分遠出できます。

アラスカ・クルーズは、寄港地で何十コースものショア・エクスカーション(有料のツアー)があり、どれも魅力的なので、選ぶのが大変です。

ジュノーでは「サーモンベイク」で鮭のバーベキューを楽しむツアーと、「海と陸のフォトサファリ」ツアーに参加しました。これはカメラマンの指導の下、メンデンホール氷河観光のあと船に乗り、白頭鷲やアザラシ、ホエールウォッチングを体験するコースです。

とにかくすごい迫力の氷河の山


▲大迫力のメンデンホール氷河

メンデンホール氷河は度肝を抜かれるほどの大迫力。

ジュノー・アイスフィールドから流れ出る氷河がメンデンホール湖へせり出すように落ちています。

湖面上の氷壁は神秘的なブルーで高さは約30m。自然の力に感動して言葉も出ません。これはジュノーでははずせないエクスカーションだと思いました。

ホエールウォッチングでは確かにクジラは何頭もいました。

しかし、「ア、あそこ!」「あっちにも!」誰かが指差すほうを見ても、黒い背中が少し見えるだけで、ザッパーンと跳ね上がる姿は見られません。ましてそれを写真に収めるのは至難の業。

それでも潮なのか、背中からシュルシュルと音を立ててあがる白い湯気のようなものが見え、迫力満点でした。 

ゴールドラッシュの夢のあと

▲急峻な渓谷を約1000mも登る

スキャグウェイには4日目の朝6時に到着。出発は20時15分。

約100年前ゴールド・ラッシュの時代に誕生した街で、ここではホワイトパス鉄道の旅がおすすめです。

カナダのホワイトパスまで急峻な渓谷をナロウゲージの鉄道で登っていくさまはスリル満点。


海にこぼれ落ちるソーヤ氷河は遠く

▲もっと近づきたかったソーヤ氷河

5日目、いよいよアラスカ・クルーズのハイライト、トレーシーアームです。

ジュノーの南約80km、入り組んだフィヨルドの行き止まりに広がる、神秘的なソーヤ氷河に接近して船から眺めるのです。

ソーヤ氷河はアラスカ最南端の氷河のため、ダイナミックな崩落のシーンが見られる可能性が高いことが見所となっています。

しかし、今回は水中に浮かぶ氷河が多くて、あと30分という地点より近づくことはできませんでした。残念。

それでも山から海へ流れ込むようなソーヤ氷河を少しでもよく見ようと、デッキでは防寒着や手袋を身に着けた乗客が身を乗り出すように双眼鏡を覗き、氷河背景に写真を撮り合っていました。

トーテムポールはその家の歴史を刻んだもの

▲ケチカンでは馬車がお出迎え

6日目の早朝、ケチカンに到着。丁度ジムでヨガのクラスに参加していました。

ケチカンは先住民族のトリンギットの夏の漁場として栄えたところで、トーテムポールはこのあたりで発祥したそうです。

船が小さな街の真ん中に停泊したので、港に巨大なビルが立ちはだかったようでした。

船内イベント 連日華やかなショーやイベントが盛りだくさん

▲船内でのショーも見ごたえ充分

ゴールデン・プリンセスはまさに巨大なホテルがそのまま移動しているようです。揺れはほとんど感じません。

レストランは3つのダイニングルームのほか24時間オープンのカフェテリア、イタリアン、メキシカン、ステーキハウスなどを揃え、夜食やハイティーもあります。

外は氷河でも、船内は暖か。フォーマルに装う日には肩を出して思い切りおしゃれをしたいものです。ただ、ショールなど羽織るものがあると重宝します。

シャンパン・ウォーター・フォール ちょっと気取ってハイ、ポーズ

▲シャンパン・ウォーター・フォール

さて、カジノも豪華なショー、ビンゴゲームなどのアトラクションもクルーズ気分を盛り上げますが、ゴールデン・プリンセスでなんといっても人気のイベントは、「シャンパン・ウォーターフォール」。

最後のフォーマルナイトの晩、5デッキのグランド・プラザにシャンパングラスが高く積み上げられ、シャンパンが注がれます。

シャンパンサービスのあと、希望者にはシャンパンを注ぐ写真を専属カメラマンが一人ずつ撮ってくれます。

セレブ気分が味わえるし、後で写真を購入できるので、ぜひおすすめです。恥ずかしがらずに女優気分でぜひにっこりポーズをとってください。

その後は乗客が打ち解け、輪になって踊ったり、それぞれにバーでお酒を楽しんだり、ディスコへ行ったりして、熱い夜は更けていきました。


▲民族衣装で乗船客をお出迎え

翌日の19時、カナダのビクトリアに入港。緯度が高いのでまだ明るく、暮色から夜にかけてのショア・エクスカーションを楽しみ、23時59分にシアトルに向け出港、8日目の朝にシアトルに到着です。

シアトル市内を観光をしながら空港へ行き、帰途に着いたのでした。


シップ・データ 

運航会社/プリンセス・クルーズ社
船籍/バミューダ
建造年/2001年
総トン数/109,000t
全長/290m
全幅/36m
航海/速力/24ノット(時速44km)
喫水/8m
乗客定員/2500人
乗組員数/1100人

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