たまけん 〜我ら!旅と“まち”の研究会〜
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おばぁとネーネーと「ジョートー」 2009/12/9

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徒然寫眞館へようこそ。

 

ここ数カ月、箱根・徳島・金沢・新潟のことを書いたので、久しぶりに「うちなー」のことを書きましょうね。

ウチナーヤマトグチの話題です。


沖縄では、良く耳にする会話です。

ある日、待ち合わせをしたネーネーから、公設市場で買い物をしているおばぁに携帯電話が入りました。


ネーネー「もしもし今、どこですかあ~」

おばぁ「牧志のまちぐわぁ~の『○○』の前さあ」

ネーネー「あいっ!近いですよお。今来るから、そこで待っといてくださいよお」

おばぁ「ちょうどジョートー。今、さしみを買っているから、終わったら、待っときましょうね」


ウチナーヤマトグチの第2弾は「上等」。

むしろ「ジョートー」と表現した方が、ぴったりくるかもしれません。


「上等」?「ジョートー」?

全くの標準語で、内地でも日常会話の中で話される言葉ですよね。

がしかし、内地では、健康診断の問診で、医者がカルテを見て「あい!ジョートー」とは言いませんし、小学校1年生の体育の時間に、友達のおろしたてのスニーカーを見て「けんちゃんの靴、ジョートー」とは、内地の子ども達は言いません。

また、喫茶店でコーヒーを飲んでいる若い女性同士の会話に「あれ? りさぁ~ Tシャツ買ったのぉ ジョートー」はでてきませんし、天気が良ければ「今日は、天気はジョートー」とも、会社の会議で納得のいく意見を言った同僚に「おー。ジョートー、ジョートー」とも言いません。


この「ジョートー」は、沖縄では、老若男女すべてが良く使う言葉です。

標準語では、「等級が上であること。品質が高い」と言った意味で使われますが、上のケースでもわかるように、質の高いものから平均を超したものまで幅広く使います。

特徴として、物だけではなく、相手の行動や意見に対する表現としても、使われます。

沖縄では、「いいねぇ」「OK!」であったり「素晴らしい」であったり、「すご~い」「十分!」の意であったりするのです。


この「ジョートー」は、うちなーんちゅが使うウチナーヤマトグチのベスト3に入る言葉ですね。

沖縄へ行ったら、うちなーんちゅの会話に耳をそばだててみてください。きっと「ジョートー」が、会話に登場しますよ。


今回の写真は、クリスマスが近いのできらきら輝く夜景にしてみました。

昼間は、見るも忍びがたい久茂地川ですが、日もくれてネオンに映し出されると、別の顔を見せます。

あるホテルの部屋から撮ったゆいレールの軌道です。那覇には、こんな風景もあります。

「あいっ! ジョートー」

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