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寒い冬のソウルは屋台ごはんで温まる!<韓国>

2010/3/3

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▲カウンター席から調理の様子が見られ、
いっそう食欲がわいてくる

キムチ、焼肉、ビビンバ、サムゲタン。

韓国には身体を温めるピリ辛料理やスタミナいっぱいの料理が多く、訪れるなら、それらが特に美味しく感じる冬!と決めています。

さらに、ソウルに行ったら夜ご飯に一回は屋台に行きます。ソウルの屋台街の屋台は厚手の透明ビニールシートで覆われた、立派なレストラン。メニューはたいてい観光客向けに日本語でも書かれていて安心です。

いくつかある屋台街のなかでもよく行くのは、東大門市場。比較的お酒や料理のメニューが豊富で、デジコプチャン(豚のモツ)が美味しいことで有名です。

▲できたてアツアツ!
意外と大盛りです

屋台街に着くと、屋台の前で呼び込みの女性が日本語で声をかけてきました。

「お姉さ~ん。美味しいチジミあるよ~」

日本語メニューがあるか確認して中へ。

鉄板がある大きなテーブルを囲むようにカウンター席があり、10名ほどが座れます。そのほかにも4名掛けの小さな丸いテーブルが4つ程度。

屋台はたいてい女性が切り盛りしています。注文を取る係の方が、次から次へと日本人女性の好みそうな料理を口にしては、1人前?2人前?と聞いてきます。

相手のペースに乗せられないようにと思いながらも、どれも美味しそうでついつい頼みすぎてしまいます。

注文するとすぐに目の前の鉄板で、手際よく作ってくれました。もうもうと煙が上がって、屋台の中は暖かくなり、いい香りで満たされます。


▲トッポギは、棒状のお餅をコチュジャン
などで炒めた、甘辛い料理

まずは人気のデジコプチャン。唐辛子やニラなどの野菜に絡まって、しっかりとした味付けのモツを一口。

全くくさみもクセもなく、弾力を楽しみながら味わえます。食べ続けると辛すぎて口を開けてハァハァしてしまいますが、後引く味にまた手が伸びていつまでも止まりません。

箸休めにハルサメと野菜の炒め物へ。こちらは塩・胡椒で味付けされたシンプルな料理ですが、野菜がたっぷり入っていてヘルシー。しゃきしゃきとした野菜と、旨みを充分に吸い取ったコクのあるハルサメが本当に美味。

キムチのチジミはキムチジョンと呼びますが、こちらはほんのりと酸味を感じさせる辛さです。


▲魚の身を練ってのばし、串に刺して
煮込んだ韓国風おでん

ところで、屋台で出される料理は、プラスチックのお皿を透明なビニール袋で包んだものの上にのせられています。

どういうことなのかなと思って食べ終わった後に見ていると、ビニール袋だけを捨てて、お皿は洗わずにまたビニール袋で包み、次の料理を出す際に使っていました。

さらに隣のカップルは、ビニール袋をくるっとひっくり返して、残った料理を袋の内側へ収めていました。つまりテイクアウト。

ビニール袋の代わりに、ラップを使っている屋台もあります。無駄に水を使わず、食べきれない分は持ち帰る…賢いエコ活動です。

さてお会計ですが、たいてい一人2,500円~3,000円程度です。屋台といってもお酒が用意されている店や、ちゃんと座って食べられる店は思っているより高め。

じっくり座って味わう屋台ごはんは、寒い街なかで食べるからこそ、身体の芯から温まって栄養がチャージされていく感じがします。冬にソウルに行く際は、ぜひ一度は試してみてください。

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