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勘違いティー紀行~ハイ・ティー編~<香港>

2010/2/17

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三段式のケーキスタンドに、一口サイズのサンドイッチやスコーン、クッキーが並べられ、紅茶とともに楽しむアフタヌーン・ティー。

イギリス生まれの習慣ですが、そもそもは日本の茶道のように、お作法や器、花、会話などに、それなりの知識が求められるものなのだそうです。


▲3段式なのは、狭いテーブルを
有効活用するためだったそう

学生の頃、アフタヌーン・ティーとハイ・ティーは同じものだと思っていました。むしろハイ・ティーだから、高貴な上流階級の人たちが使う言葉だと思っていたら、実際は全く逆。

ハイ・ティーのハイ=highは、階級ではなくテーブルがhigh=高いということだったのです。

サロンの低いテーブルで楽しむアフタヌーン・ティーに対し、食事用の高いテーブルで楽しむのがハイ・ティー。時間帯もアフタヌーン・ティーより遅いそうです。

内容は軽食に近く、実質的には夕飯の代わりになってしまうので、肉・魚料理が出ることもあるのだとか。

またハイ・ティーは労働者階級・農民から始まったもののため、上流階級の人々は自分たちのお茶の時間を絶対にハイ・ティーとは呼ばなかったという話があるほど。


▲香港に訪れたら立ち寄りたいホテル、
ザ・ペニンシュラ

ちょっと気取って「ハイ・ティーをいただくわ」と言ってみても、本場イギリス式を取っているティーサロンではニュアンスが異なってしまうようなので要注意です。


現在は気軽に楽しめるので、イギリスを訪れたら一度はアフタヌーン・ティーを体験してみたいもの。

またイギリスの植民地だったことから、香港やシンガポールにもアフタヌーン・ティーの習慣が色濃く残っています。

香港では、ペニンシュラホテルがおすすめ。天井が高い一階のティーサロンには、優雅で格式ある雰囲気が漂っていました。


▲ビクトリアピークから望む、香港の
100万ドルの夜景

アフタヌーン・ティーをオーダーしてみると、ケーキスタンド、ポット、ティーカップが並べられ、小さなテーブルが埋まっていくにつれ、ワクワク…。

まずはシンプルなサンドイッチをぱくり。しっとりとしたパンと、濃いめの味わいの紅茶がよく合います。次にクロテッドクリームやジャムをたっぷりつけてスコーンを。

優しい甘さとコクが特徴のクリームは、サロンによって少々異なりますが、ペニンシュラのものは比較的しっかりとしたコクがあるように感じます。

ケーキにたどり着く頃には、お腹がいっぱいになってしまいますが、ゆっくり時間をかけて、旅の仲間と会話を楽しみながらのティータイム。

香港の名物として有名なエッグタルトも添えられていて、香港らしさも満喫できるアフタヌーン・ティーでした。

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