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寒い季節のごちそうドリンク、ホットチョコレート<フランス>

2010/1/6

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▲オペラ・ガルニエのそばの
   「カフェ・ド・ラ・ペ」。グランド
   ホテルの1階にある

冬のパリは意外と寒く、朝晩は零下になり、日中でも最高気温が3℃なんてこともあります。

街歩きをしていると、寒さに耐えられず何度もカフェやティーサロンに立ち寄ってしまいます。


コーヒーや紅茶もいいのですが、やっぱり冬はホットチョコレート。ほんのり甘くてどろっと濃厚なチョコレートは、身体の芯から温まる感じがします。

通常のコーヒーが5ユーロ前後なのに対し、ホットチョコレートは8ユーロ前後と少し値段が高めなので、ドリンクのなかでもちょっとしたごちそうです。

▲濃厚でアツアツのチョコレート
   に満たされた、シルバーの容
   器が運ばれてきてワクワク

先日、パリの「カフェ・ド・ラ・ペ」でホットチョコレートを注文すると、銀色の容器が2つ運ばれてきました。

1つには、ふつふつと沸き立ったミルクが、もう1つには強いカカオの香りを放つ、溶かしたチョコレートが入っていました。それぞれ自分の好みの量をカップに注いでいただくのです。


パリのカフェは、冬になるとテラス席をガラス張りの引き戸で覆ったり、透明なビニールをたらしたりして小さな空間を作ります。

その中いっぱいにチョコレートの香りが満たされていて、一歩なかへ入ると「あ、みんなホットチョコレートを飲んでいるな」と感じます。


▲パリではホットチョコ
   レートを
、老若男女
   みんなが楽しむ

最近まで、ホットチョコレートって、いわゆるココアでしょ?と思っていました。

確かに日本でいうところのココアは英語でホットチョコレート。でも、厳密には少し異なるようです。


アメリカでは、メニューにホットチョコレートと書かれていても、出てくるのはココア。ココアパウダーと砂糖をお湯で溶かしたものです。

口当たりはさらっとしていて甘く、さらにマシュマロを浮かべて出してくれるお店もあります。


一方、フランスをはじめとするヨーロッパのホットチョコレートは、作り方も味わいも異なります。


▲ショコラティエ「ラ・メゾン・ド・
   ショコラ」では、お土産用の瓶
   詰めチョコレートドリンクも

まずは専任の職人が、ココアバターと砂糖がすでに入っている板チョコに、直接お湯や温かいミルクを注ぎ、火にかけながら丁寧にゆっくりかき混ぜて作るのです。

または前述のように、温かいミルクと溶かしたチョコレートを別々に用意してくれます。

ほろ苦いような少しすっぱいようなカカオの深い香りと、まったりと口の中に広がる感じはホットチョコレートならでは。


カフェではもちろん、フランスならショコラティエ(フランス語でチョコレート屋さんの意)で飲むホットチョコレートがおすすめです。

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