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老舗が点在する神楽坂の意外な名物「ペコちゃん焼」<東京>

2009/12/9

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▲ピンクの看板が目印。平日の夕方
 や休日ともなると、お店の外まで
 行列に

神楽坂を訪れると、お座敷へと急ぐ芸妓さんを見かけることがあります。

優雅に歩くその姿に、道行く人はしばし足を止めてうっとり…。

神楽坂には昔からある一見さんお断りの料亭をはじめ、古い日本家屋を改装した居酒屋さんやレストランなどが多く、東京の真ん中に位置しながらも、古きよき、趣ある空気が流れているように感じます。


そんな神楽坂散策の途中によく食べるのが、不二家の「ペコちゃん焼き」です。

近所の不二家にはよく行くけど、そんなの知らない…という方々、当然です。「ペコちゃん焼き」は飯田橋神楽坂店にしかない、限定商品なのです。

▲散策の途中に立ち寄って、焼きた
 てを食べるもよし、お土産に買って
 帰るもよし

神楽坂を下りきるちょっと手前、あんみつで有名な紀の善の並びに、お店はあります。

お店はガラス張りで半地下にあるので、道から見下ろせば、手際よく店員さんが「ペコちゃん焼」を作っている様子が見られます。


「ペコちゃん焼」はタイ焼きのような焼き菓子です。「ペコちゃん」の顔の型が並んだ鉄板に、タイ焼きの要領で生地を流し込みます。周りが焼けてきたら、あんを入れて表裏の鉄板を併せて、さらに焼くこと数分。

大きな目と、ぺろっと出した舌が特徴の、あの愛嬌ある顔の「ペコちゃん焼」ができ上がります。


▲どのあんでも1個105円。思わず
 いくつも買ってしまう

あずきやカスタードなど、お店には常時6種のあんが用意されていますが、年間通すと20種ものレパートリーが!

4日に1度のペースで入れ替わっているので、次に訪れた時には、前回なかったあんが並んでいる場合も。全種類制覇はなかなか難しいのですが、訪れる度、「今回は、どんなあんがあるかしら。」とワクワク。

毎日必ずあるあんは、あずきとカスタード。チーズクリームや板チョコも定番です。甘すぎないチーズクリームは小腹が空いた時にお勧め。季節や月の限定メニューには黒ゴマあん、抹茶あん、苺ミルククリームなどがあります。


甘すぎないふわふわの生地と、しっかりした味のあんが絶妙の「ペコちゃん焼」。軽い口当たりなので、思わず2個目も…と手が伸びてしまいます。

あずきまたは定番をまず1個、そして2個目は限定商品を選びます。次に狙っているのは、渋皮マロンクリームかパンプキンあんです。


▲リボンに「チョコ」や「いちご」など、
 あんの種類が書いてあるのも可愛い

数年前から、ペコちゃんのボーイフレンドのポコちゃんの型も導入。

指定することはできないのですが、先日、お土産にと10個ほど購入したら、ポコちゃんが1個入っていました。なんだか抽選に当たったみたいで嬉しい気分に。


この「ペコちゃん焼」の歴史は意外と長く、不二家の全国の店舗で40年前に始まりましたが、現在も残っているのは飯田橋神楽坂店のみ。

「古きよき」を大切にしている神楽坂にぴったりでありながら、手軽に食べられるお菓子です。

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