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進化し続ける下町グルメ、月島のもんじゃ焼き<東京>

2009/12/2

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▲両側にずらりともんじゃ焼き屋
さんが並ぶ「もんじゃストリート」

東京に住んでいても、そう頻繁に食べるわけではありませんが、年に数回はもんじゃ焼きを食べに月島に訪れることがあります。

「食事をしに」というよりは、もんじゃ焼きを食べるという「イベント」的な要素が強い気がします。

同じように鉄板で焼くお好み焼きや、仲間同士でつつく鍋料理とはまた異なる良さがあり、みんなで不慣れながらも見よう見真似でもんじゃ焼きを作って味わうこと自体が楽しいのです。

▲月島駅を出てすぐ左、「もんじゃ
ストリート」の入り口にある案内所

地下鉄の月島駅から地上に出ると、目の前には、もんじゃ焼きの店が両側にずらりと軒を連ねる西仲通り商店街が延び、さまざまな看板やのぼりが目に飛び込んできます。

歩き進むと、香ばしいソースの香りが漂い、通称「もんじゃストリート」と言われる由縁を一気に体感します。

創業昭和36年という老舗から、最近できたモダンな造りの店まで、その数、なんと70軒以上!

月島もんじゃ振興会協同組合の案内所でストリートの地図をもらい、どこにするか迷いながら歩きます。

そうして、お店の外壁に「新鮮な魚介類とオリジナルデザートが自慢」と書かれた貼り紙に惹かれ、暖簾をくぐりました。


▲めんたい、もち、チーズもんじゃ。
女性に人気のトッピング

メニューは、トッピングや具材の組み合わせによって何十種類とあって、これもまた楽しみの一つ。

基本の具はキャベツがどっさりとイカ、または挽肉。今回は新鮮な魚介類がウリとのことだったので、イカを多めにし、明太子をつけてもらいました。

ちなみにトッピングでは餅とチーズを両方入れるのがお勧めです。イカや明太子のつぶつぶがからまってくる餅にしっかり味もしみていて、とろーりとろけるチーズも美味。

食感を楽しむなら、納豆やポテトチップスなどを。他にも、きのこ、ツナ、コンビーフ、サラミ、コーン、牡蠣、ホタテ、高菜など、トッピングは多彩!


▲「次は私に作らせて!」みんな
でワイワイともんじゃ作りを楽しむ

もんじゃ焼きの生地は、ダシやソースなどもこの時点で混ざっていて、お好み焼きに比べて水の量が極端に多いのが特徴。

土手の外に流れ始めた生地を慌ててみんなで中へ押しやったり、うっかり焦げてしまった部分を糊状の部分と混ぜ合わせたり。もんじゃとの小さな格闘をみんなでワイワイ楽しみます。

生地がぐつぐつして固まり始めたら、具材と混ぜ合わせて、各自小さなヘラで食べます。

鉄板でじゅーじゅーと焼いている間に香ばしい香りが店内を満たし、口に入れるとほんのり鰹節のダシがきいた醤油味が、ふわっと広がります。

私は焼きすぎない「糊」のような状態が好きですが、両面しっかり焼いて外側はカリカリにしたいという方もいて、焼き具合の好みは人それぞれのようです


▲デザートも目の前の鉄板
で作り上げる

さて、もんじゃ焼き屋さんのデザートといえば、何でしょう?それは「あんず巻き」です。

クレープのように薄く丸く延ばした生地(もんじゃ焼きより小麦粉の量が多く、どろっとしている)に、練りあんとあんずをおいて、筒状に巻いたもの。鉄板で自分で作るのですが、不得手な場合は店員さんが目の前で作ってくれます。

今回は、訪れたお店のオリジナルメニュー、バニラ味のシューアイスを巻いたものをいただきました。ほのかに温かな外側の生地に、少しずつ溶け始めたバニラアイス、もちもちとした食感の生地と相まって、新感覚の和菓子でした。

これからも進化し続ける、もんじゃ焼き。下町グルメから目が離せません!

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