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バターのエシレが世界に先がけて日本にオープン<東京>

2009/10/21

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▲バターはパンにつけてもよいが、
これからの季節はクリームシチュー
にしても

ある時、東京の星付きフランス料理店で、パンを出されたのにバターが出てこない。バターをくださいとお願いすると、別途料金になりますといった返答。

どんなすごいバターが出てくるのだろうか…。そうして出合ったのがエシレのバターでした。

バゲットひとかけにバターをたっぷり付けて、口の中でバターを溶かしてみます。しっかりとしたコクがあり、よく味わっていると少し酸味が感じられ、確かに特別な感じがします。

聞くと、製造中に「発酵」という工程があるのだそうです。日本のバターはほとんどが無発酵なのに対し、ヨーロッパのバターは発酵のものが多いのだとか。味わいや香りに深みが出るということで、好んで食べられているようです。


▲バターと甘い焼き菓子の香り
に満たされた店内。注文後、
番号札を持って会計へ進む

そんなわけで、高級で贅沢なバターとしてインプットされた名前ですが、このほど、そのエシレの世界初の路面店が東京の丸の内にできたということで、早速行ってみました。

9月にオープンしたばかりの丸の内ブリックスクエア内にあるのですが、週末のお昼過ぎに行ってびっくり!お店の外にまで行列していました。

お店の近くまで行くと、ほんのりバターの香りが漂い、期待が高まります。黒いスーツのドアマンが入場規制をしていたのですが、10分程で入ることができました。

お目当てはバターのほか、その高級バターをたっぷり使った「クロワッサン・エシレ トラディシォン」と、チョコレートが入ったパン・オ・ショコラにも似た「クロワッサン・エシレ50%ブール」!と思いきや、クロワッサンは完売でした。

一人6個までという制限まで付いているのに、お昼過ぎには売切れてしまうというほど人気。開店時間の10時に合わせて1回しか焼かないようです。


▲自宅ではコーヒーと一緒に。
保冷バッグ(白)や紙袋(水色)も
可愛い

でも、マドレーヌとフィナンシェ(いずれも1個315円)はたっぷり買うことができました。バターも30gのポーション(336円)でいくつか購入。

スーパーでいつも買うバターと比べてみると、225gのブロックで1850円とやはり驚くほど高価。

ジョエル・ロブションやトゥール・ダルジャンなど、多くの三ツ星フレンチレストランで使用されていると思うと納得ですが、なぜこんなに高価なのでしょうか?

エシレのバターは伝統的な材料や製法にとことんこだわって、たった35名からなる工場で作られているということで大量生産ができないため、かなり希少価値が高いようです。

その歴史は100年以上!さらに冷凍状態で輸出しているのではなく、作りたてのバターを冷蔵状態のまま航空便で日本へ輸出しているのだそうです。昨日絞ったミルクが今日バターに加工され、明日発送、数日後には日本のお店で購入できるという新鮮さは魅力です。


▲ブリックスクエア内の広場で、
マドレーヌを食べるカップルや
親子連れもちらほら

お店を出て、早速マドレーヌを一口。外はこんがり焼けていてカリッと、中はバターの芳醇な香りと旨みでしっとり…。

丸の内を散歩しながらの贅沢なおやつです。翌日の自宅でのティータイムには、トースターでほんのちょっと温めてからいただきました。全体的にしっとりとして、また別の食感が楽しめました。

バターは要冷蔵ですが、マドレーヌやフィナンシェなら3日間くらいはもつので、お土産や贈り物にもよいかもしれません。 

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