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アマルフィの太陽の恵みたっぷり!リモンチェッロ<イタリア>

2009/10/7

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▲小瓶のリモンチェッロ
はおみやげにぴったり

アマルフィ海岸沿いの街なかを散策すると、可愛らしい小さな瓶に入ったリモンチェッロというリキュールをおみやげ屋さんでよく見かけます。

四角い瓶や丸い瓶、バイオリンやサックスなどの形を模した瓶など、デザインも多彩です。

レストランやカフェでも必ずメニューにあり、地元の人々にとっては生活に馴染んだ食後酒なのだそうです。

濃い黄色をしたリキュールは一切着色をしておらず、自然の色。レモンの香りが強く、冷凍庫で冷やしてストレートで飲むのが一般的なのだとか。口当たりはまったりとしていて、とても甘いのですが、アルコール度数が30度とかなり強めです。


▲ケーキ、キャンディー、
ヌガー…レモン尽くしの
スイーツ

グラッパなどに用いる小さなグラスで出されるのですが、それでも一杯は飲みきれない…という方には、リモンチェッロをスポンジケーキに染み込ませ、その周りを生クリームで包んだケーキがお勧めです。

作り方は「サバラン」に近い甘いお菓子で、口に運ぶたびにレモンの甘酸っぱい香りが漂い、とても爽やかです。

お酒に弱い筆者は、こちらのケーキも半分でやめておきましたが…。

リモンチェッロは、南イタリアの地中海側に位置するアマルフィ海岸、ソレント半島、カプリ島などが名産地。

ナポリから車で2時間弱のアマルフィ海岸沿いの街、ポジターノに訪れた際に初めて味わいましたが、リモンチェッロのみならず、地元の料理には何でもレモンが用いられているのです。


▲レモンの形をした石鹸
からは甘酸っぱい香りが
漂う

海岸沿いなので新鮮な魚介類が容易に手に入ることや、陽光をたっぷり受けて上質なレモンが育つことなど、食材には本当に恵まれています。

例えば前菜。ゆでたタコやカルパッチョ風にしたイワシに、オリーブオイルとレモンをかけただけですが、素材が良いのでそれだけでも十分に美味しい!

そしてふっくらと太ったムール貝とアサリ、エビのスパゲッティは、だしがしっかりときいていて、いつまでも味わっていたい…とうっとり。

現地の人々はパスタにもレモンを絞ります。最後に大きな白身魚のオーブン焼きが運ばれ、焼いたトマトを添えて取り分けてくれました。もちろん、レモン1/2個分を手で豪快に絞ってお魚にかけていただきます。デザートにはレモンのケーキまたはジェラート、そして食後酒リモンチェッロと続くのです。


▲世界遺産のアマルフィ海岸は、街
並みと透き通った海が美しい

アマルフィ海岸の特徴は切り立った危なっかしい断崖絶壁に、淡いピンク色やレモン色といったパステルカラーの家々が所狭しと並んでいるというもの。街の中を歩いてみると、やはり急な坂や階段が続き、細く狭い入り組んだ道を右へ左へと進むのです。

訪れたのは春だったので、ゆっくり散策を楽しみ、思う存分写真を撮ることもできました。一時はハリウッドの俳優たちにも人気のエリアだったということもあり、欧米人のバカンス時期となると、街の中は大渋滞なのだとか。

道がとても細いので、大勢の観光客がすれ違うのはとても大変で、レストランやカフェに入るのにも待ち時間が長く一苦労。

ちょっと早めの夏休みが取れたときに、訪れてみてください。

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